GK上達志願者を応援するブログ

ゴールキーパーをサポートするための情報発信しています。練習メニューやGKの考え方、お勧めの道具などゴールキーパーに関することはどんどん共有していきます!

フランスVSウルグアイから見る:準備の質の違い

まだ、World Cupの熱は冷めていませんか??

 

冷めてしまっている方は

この記事でまた火をつけてあげます(笑)

 

 

さあ、今さらになりますが

World CupのGKについていくつかの記事にわたって

私なりの解説をしていきたいと思います。

 

 

 

 フランスVSウルグアイ

f:id:itoshui-ryukyu:20180726192610j:plain

 

こんにちは

D5です。

 

 

今日はWorld CupのフランスVSウルグアイ戦について

GK目線から解説していきたいと思います。

 

 

 この試合のスコアは

フランス 2-0 ウルグアイ

でフランスが勝利しています。

 

この後、フランスは快進撃を続けて

優勝しているのは皆さんご存知ですよね。

 

フランスGK目線

f:id:itoshui-ryukyu:20180726192718p:plain

 

 

ここからは、フランスGK目線から

この試合を振り返っていきたいと思います。

 

この試合に勝利したフランスですが、

ピンチもいくつもありましたよね。

 

そこで活躍したのがその日のGK

ロリスです。

 

f:id:itoshui-ryukyu:20180726193130j:plain

 

彼の活躍は目を見張るものがありました。

 

まずはこのツイート

 

 

判断を先に!

 

このロリスのプレーは判断を先にしたと思われる

 

ウルグアイのボールに対して

出ない判断をして

ポジショニングを取っています。

 

出ない判断をする

後ろに下がり、時間を確保する

ヘディングに対して止まり、シュートへ準備

セービング

 

この流れがある。

 

その後のセカンドの対処も◎

 

最後までボールから目を離していないし

自分の状況を把握し、どこにボールをはじくのかを

自分自身で分かっている証拠。

 

片手でセーブ

進行方向の反動を利用して、手を準備

同時に下半身でも立つ準備をする

起き上がりボールに対象

 

 

この一連のプレーだけでも

 

フリーキックコーナーキック、クロス

そういったボールに対する対象

 

・セカンドボールへの対象と意識

 

・起き上がり方

 

参考になることが山ほどある。

 

ウルグアイGK目線

f:id:itoshui-ryukyu:20180726193158p:plain

ここからは、ウルグアイのGK目線で行きたいと思います。

 

残念ながらウルグアイは負けてしまいました。

もちろんチーム力で力が及ばなかったのは事実

 

ですが、やはりGKの活躍の差に

この勝負の明暗はあったのではないか

 

そう思っています。

 

チームが押されている時こそ踏ん張りたい

踏ん張れる、そこでチームを救えるGKに

なりたいですね。

 

行動が先!

 

まずはこのツイートを見て下さい。

 

 

ここでは失点していませんが、

ハイボールからヘディングのシュートに対して

準備が完全ではないと思います。

 

ムバッペのヘディングがゴールの枠に入っていないから

失点していないでけで、このヘディングが

しっかりとしたシュート性のボールであれば

失点していたはずです。

 

なぜなら、

時間の作り、シュートに対応できない状態にいるからです。

 

シュートよりも先に動いてしまうことが

一概に悪いとは言いませんが、

 

今回のシーンではシュートを打たれる

前に動いてしまったがために

上手く反応できないことが予想されます。

 

そんなプレーを見ていただいた後に

より参考になるのがこちら

 

 

ハイボールが放り込まれる前に

先に動いてしまいます。

 

そのせいで、ゴールに下がる時間をとれず

シュートへの準備をシュートが打たれる前に

完了することができずに失点してしまいました。

 

1つの動画でも注意した点を

上手く修正しきれずに

この失点だと思います。

 

判断が先or行動が先

 

今回のフランスVSウルグアイ

試合をGK的に見ていくと

判断と行動をどちらを先にしたかが

試合の結果をさゆうしたのではないかと思います。

 

 もういちど見直してみてください。

 

ロリスは、「判断を先」に

ムスレラは、「行動を先」に

 

とっています。その差がセーブと失点を

分けたのでしょう。

 

このハイボールからシュートへの

対処の一連の動きは

多くのキーパーに学んで欲しい

 

「準備の質」です。

 

以上

D5でした。

 

よかったら、シェアしてください。