フランスVSウルグアイから見る:準備の質の違い
まだ、World Cupの熱は冷めていませんか??
冷めてしまっている方は
この記事でまた火をつけてあげます(笑)
さあ、今さらになりますが
World CupのGKについていくつかの記事にわたって
私なりの解説をしていきたいと思います。
フランスVSウルグアイ
こんにちは
D5です。
GK目線から解説していきたいと思います。
この試合のスコアは
フランス 2-0 ウルグアイ
でフランスが勝利しています。
この後、フランスは快進撃を続けて
優勝しているのは皆さんご存知ですよね。
フランスGK目線
ここからは、フランスGK目線から
この試合を振り返っていきたいと思います。
この試合に勝利したフランスですが、
ピンチもいくつもありましたよね。
そこで活躍したのがその日のGK
ロリスです。
彼の活躍は目を見張るものがありました。
まずはこのツイート
フランス代表
— GKコンサルタント@D5 (@D5500001) July 26, 2018
ロリス
・ポジションを後ろに修正
・シュートストップ
・足を踏み出さずにセービングへ
・弾いた、セカンドの対応も早い
・日々の意識付けの証拠
これからWorld CupのGKを
私なりに解説していく。#GKコンサルタント#GK #ゴールキーパー pic.twitter.com/ZVeKiOZzMj
判断を先に!
このロリスのプレーは判断を先にしたと思われる
ウルグアイのボールに対して
出ない判断をして
ポジショニングを取っています。
出ない判断をする
↓
後ろに下がり、時間を確保する
↓
ヘディングに対して止まり、シュートへ準備
↓
セービング
この流れがある。
その後のセカンドの対処も◎
最後までボールから目を離していないし
自分の状況を把握し、どこにボールをはじくのかを
自分自身で分かっている証拠。
片手でセーブ
↓
進行方向の反動を利用して、手を準備
↓
同時に下半身でも立つ準備をする
↓
起き上がりボールに対象
この一連のプレーだけでも
そういったボールに対する対象
・セカンドボールへの対象と意識
・起き上がり方
参考になることが山ほどある。
ウルグアイGK目線
ここからは、ウルグアイのGK目線で行きたいと思います。
残念ながらウルグアイは負けてしまいました。
もちろんチーム力で力が及ばなかったのは事実
ですが、やはりGKの活躍の差に
この勝負の明暗はあったのではないか
そう思っています。
チームが押されている時こそ踏ん張りたい
踏ん張れる、そこでチームを救えるGKに
なりたいですね。
行動が先!
まずはこのツイートを見て下さい。
【ムスレラ】
— GKコンサルタント@D5 (@D5500001) July 26, 2018
ロリスは
虫が口に入ってきちゃってびっくり
・ヘディングが枠に来てたら失点の可能性あり🧐
・ヘディングの直前踏み出す動作をして止まれていないから
・ここでは、ヘディングに対処するために下がって時間を確保⏳#GKコンサルタント
続きの動画で先に動いて
時間を確保できない。 pic.twitter.com/CCNnHea38l
ここでは失点していませんが、
ハイボールからヘディングのシュートに対して
準備が完全ではないと思います。
ムバッペのヘディングがゴールの枠に入っていないから
失点していないでけで、このヘディングが
しっかりとしたシュート性のボールであれば
失点していたはずです。
なぜなら、
時間の作り、シュートに対応できない状態にいるからです。
シュートよりも先に動いてしまうことが
一概に悪いとは言いませんが、
今回のシーンではシュートを打たれる
前に動いてしまったがために
上手く反応できないことが予想されます。
そんなプレーを見ていただいた後に
より参考になるのがこちら
【ムスレラ】
— GKコンサルタント@D5 (@D5500001) July 26, 2018
失点シーン
・ハイボールに対して、先に動いてしまう
・時間の確保が遅れる
・シュートのタイミングで準備🙅♂️
・失点してしまう。
先に動かずに、下がる判断
時間を作る判断をしていれば
この失点は防げたかもしれない。#GKコンサルタント pic.twitter.com/eLZaobYVkd
ハイボールが放り込まれる前に
先に動いてしまいます。
そのせいで、ゴールに下がる時間をとれず
シュートへの準備をシュートが打たれる前に
完了することができずに失点してしまいました。
1つの動画でも注意した点を
上手く修正しきれずに
この失点だと思います。
判断が先or行動が先
今回のフランスVSウルグアイの
試合をGK的に見ていくと
判断と行動をどちらを先にしたかが
試合の結果をさゆうしたのではないかと思います。
もういちど見直してみてください。
ロリスは、「判断を先」に
ムスレラは、「行動を先」に
とっています。その差がセーブと失点を
分けたのでしょう。
このハイボールからシュートへの
対処の一連の動きは
多くのキーパーに学んで欲しい
「準備の質」です。
以上
D5でした。
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